debianにmrubyをインストール、mruby.debパッケージのビルド手順
本記事は、mruby Advent Calendar 2013の22日目(震え声)の記事です。
mrubyのdebianパッケージビルド方法について説明します。
パッケージ作成の参考
本記事は、巷に溢れるdebianの既存パッケージのビルド方法についての説明となります。
パッケージを一から作成する方法については、以下リンク等を参考にしてください。
- Debian勉強会
第1回Debianパッケージング道場資料
- sourceforce.magagine
独自のDebパッケージやaptリポジトリを作ってみよう
パッケージビルド
githubからmruby-debianをもってきます。
cloneしてできたmrubyディレクトリに、mrubyのdebianパッケージに必要なファイルが含まれています。
$ git clone https://github.com/mruby-debian/mruby.git
上記の必要ファイルがcloneできましたら、debianパッケージのビルドに必要な
debbuildをapt-getを用いてインストールします。
$ sudo apt-get install devscripts
準備が整いましたら、mrubyディレクトリ内で、debuildでパッケージを作成を行います。
$ cd mruby $ debuild -us -uc -b
はい成功したでしょうか?
大丈夫でしたら、mrubyディレクトリと同階層に以下ファイルが作成されています。
$ ll -rw-r--r-- 1 alice alice 206750 1月 24 08:35 libmruby-dev_0.0.0~20140102+gite8dd8180-1_amd64.deb drwxr-xr-x 15 alice alice 4096 1月 2 11:53 mruby/ -rw-r--r-- 1 alice alice 138864 1月 24 08:35 mruby_0.0.0~20140102+gite8dd8180-1_amd64.build -rw-r--r-- 1 alice alice 1259 1月 24 08:35 mruby_0.0.0~20140102+gite8dd8180-1_amd64.changes -rw-r--r-- 1 alice alice 214296 1月 24 08:35 mruby_0.0.0~20140102+gite8dd8180-1_amd64.deb