opensolarisのsambaサーバー構築、その2.0

 3G程度のファイルをSamba共有フォルダにコピーしてみたら15分程度もかかった。

gosh> (/. (* 3000 8) (* 15 60))
gosh> 26.666666666666668

Lan環境は1000BASEで統一しているので、26Mbpsは遅すぎるだろってことでベンチマークしてみる。

Sambaサーバーの簡単なベンチマーク結果。

 で、ベンチマークなんですが、小規模環境で、標準的なベンチマーク方法が見つからなかった*w**1

で仕方ないので昔どこかで見た手法を使う。

  1. Samba共有フォルダを、ネットワークドライブとして割り当てる
  2. 割り当てたドライブをhdbench3.30を使用してベンチマーク

で、以下がテスト環境と、結果です。

  • Local

WindowsXP

  1. C\, HDD500GB *2
  • Server

OpenSolaris(Samba)

  1. /export/home/hoge, HDD160GB *3
  2. /myraidz/share, HDD500GB*4 *4
ベンチマークで使用する容量  〜するドライブ Read Write FileCopy
100MB C\ 76425 50368 4439
100MB hoge 18668 93515 15849

 最初にローカルとサーバーの比較。
Readが遅いのとWriteの異様な速さが気になる。hogeに使用しているHDD160GBはC\のHDD500GBより早いなんてことは、ありえないんだけど。

gosh> (/. (* 90000 8) 1000)
gosh> 720.0

え〜と、720Mbpsって1000BASELanの理論値に近いんじゃ^^;
hogeのHDDのWriteがこんなに早いわけないので、多分「ZFSかSambaかどちらか」でWriteを一旦メモリに行ってるっぽい。

ベンチマークで使用する容量  〜するドライブ Read Write FileCopy
1GB hoge 18294 92685 15794
1GB share 18331 90140 15590

 次はサーバーの「単体HDDに構築したrpool」と「4台でraidz*5に構築したshare」の比較。
で、ファイルシステムも違うのに、ほぼ一緒。
あれぇ〜、Sambaがボトルネックになってる?

結論

 あんまり役立つような値は取れなかったっぽい。
ん〜、どうしよ?

*1:後で調べたらNetBenchとか見つかった^^

*2:Hitachi_HDT725050VLA360

*3:Maxtor_4R160L0

*4:Hitachi_HDT725050VLA360, Hitachi_HDP725050GLA360*3

*5:raidz-1